年の終わりに

平成二十五年も、残すところあとわずかとなりました。

この一年、皆様はどのようにお過ごしになりましたか。

私は、振り返りますと、とても濃密な一年であったように思います。

体の感覚ではあっというまでしたが、心には色々な事が想起されます。

初めての出会いもあれば、最後の別れもありました。

来年は、じっくりとした積み重ねが必要な年になる気がします。

皆様の御支援に感謝しつつ、よい年をお迎えになりますようお祈り申し上げます。

実りの秋

すっかり秋めいて、金木犀の匂い立つ季節になりました。

これはやっぱりきのこそばでしょう。

シメをざるにするか温かい碗物にするかは嬉しい悩みであります。

頭と盃を傾けて、今夜はあったかい蕎麦にします。

店主がそっとエアコンの温度を下げてくれるのも、さりげないおもてなし。

温かさが心身に沁み入る季節です。

鳶に飯を攫われる

題名の通りです。葉桜の鴨川にて。

近鉄奈良線の春の日常

父 「今日は楽しかったね」

子 「うん」

父 「帰ったらちゃんと勉強すんねんで」

子 「うん」

父 「（あれこれ）」

子 「…はぁーい」

父 「“ はい ” は一回」

子 「…一回しか言うてへんし」

技あり！

謹賀新年

新年あけましておめでとうございます。

本年も変わらぬご高誼を賜りますよう、

何卒よろしくお願い申し上げます。


毎々ご覧いただきありがとうございます。

「日記」は遅々とした筆で恐縮ですが、

舞台情報はまめに更新して参りたく存じますので、

どうか長い目でお付き合いいただければ幸いです。


末筆となりましたが、

今年も皆さまにとって幸多き一年となりますよう、

心よりお祈り申し上げます。


有松遼一 拝